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栗原はるみの「タルトタタン」レシピ [栗原はるみ レシピ]

栗原はるみさんのデザートレシピで、簡単で「美味しい!」と評判のタルトタタン
栗原さんがオススメするのは、りんごは紅玉を使用すること。
フジなどでは、りんごが崩れてしまったりするそうです。

では、レシピをご紹介しましょう。

【材料】(15cmのパイ型)
・りんご(紅玉)  3個(600g)
・バター  25g
・砂糖  120g
・ラム酒  大さじ1
・シナモンパウダー  小さじ1~2
・パイシート(冷凍)  1枚


【作り方】
※事前準備として、パイシートは冷蔵庫から出して型の大きさに伸ばし
 フォークで数か所穴を開けておく。

1.りんごの皮をむき芯を取り4つ割にする。

2.鍋にバターを溶かしてりんごを入れ、砂糖を少しずつ加える。

3.砂糖が溶けて水分が出てきたら、クッキングペーパーで落としブタをして
 弱火で10分煮る。

4.シナモンパウダーとラム酒を加えて、また落し蓋をし、さらに15分煮る。

5.最後に火を強めて1~2分煮る。キャラメルソース色になり木べらで混ぜると
 底が見え、飴状のとろみがついたら火を止める。
 (※絶えず鍋を揺すって、こげ付きに注意!)

6.型にりんごの皮が付いていた側を下にして並べ、隙間を埋めるようにりんごを重ね、
 残った煮汁を注ぐ。

7.6にパイシートをかぶせ、シートの周囲は容器の内側に沿って、軽くはさみこむ。

8.250℃のオーブンで15分くらい焼く。

9.少し冷めたら、ひっくり返して出来上がり。


<タルトタタン誕生秘話>
タルトタタンが最初に作られたのは、19世紀後半のラモット=ボーヴロン
(現在のロワール=エ=シェール県にある町)にあるホテル『タタン』。
調理を担当していたステファニーは、ある日、アップルパイを作ろうとしていました。

ところが、リンゴをバターと砂糖で炒めていたところ、長く炒めすぎてしまったのです。
焦げるような匂いがしてきたので、ステファニーは失敗を何とか取り返そうと、
リンゴの入ったフライパンの上にタルト生地をのせ、そのままフライパンごと
オーブンへ入れました。

焼けた頃にフライパンを出してひっくり返してみると、ホテルの客に出しても
良いようなデザートが出来上がっていたのです。

タルトタタンはホテル・タタンの看板菓子となり、作り方はソローニュ地域に
広まりました。
レストラン経営者ルイ・ヴォーダブルがソローニュへやってきてタルトを賞味したことから
タルトタタンは彼の超高級フレンチレストラン『マキシム』の固定メニューに加えられ、
そしてマキシムの名声とともに世界に広められたのです。




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